施工方法

打ち止め方法

杭の打ち止め時には、ボーリングデータと施工トルクの相関関係を確認した上で、施工トルク勾配の変化点をまず「支持層到達深度」に設定します。
次に、この「支持層到達深度」から羽根ピッチ(杭径の0.5倍)貫入した深度を「支持層確認深度」とし、「支持層確認深度」から杭先端を杭径の2.25倍以上根入れし、杭を打ち止めます。また、この時「トルクの抜け」「上載荷重の抜け」が無いことも確認します。

※杭先端を杭径の2.25倍以上根入れできない場合であっても、上羽根終端が支持層に貫入しており、施工トルクやくいの貫入量が所定の条件を満たしている場合は打ち止めとします。