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なだれ防止施設

 文字通りなだれを予防し、万一なだれが発生してもその被害を最小限に留められるよう、改良、改善を積み重ねた信頼性の高い一連の構造物です。設置場所・用途により、「なだれ防止柵(予防柵)」「なだれ防護柵」「なだれ減勢工」「雪庇防止柵」「グライド防止柵」を用意しております。

構造

配置計画
なだれ防止柵(予防柵)の配置は、図のように、予想される破断線が最上段の柵の背面領域に入るようにし、斜面勾配が30°以下になる位置まで柵を設けます。
また、柵と柵の標準的な水平間隔は、表層なだれを対象とする場合で1~2m程度です。
形状・名称
設計条件
項目 設計条件
設計積雪深 Hs (m) 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0
積雪密度γ (kN/m2) 0.35
クリープ係数 K 0.80
グライド係数 N 2.80
斜面角度θ(°) 35 40 45 50

標準設計シリーズの他にも、種々の設計条件に応じた豊富な設計例を用意しております。

形式 A B C
積雪深 (m) 斜面角度 ( °) 種類 種類 種類
2.0 35 NB2035-A NB2035-B NB2035-C
40 NB2040-A NB2040-B NB2040-C
45 NB2045-A NB2045-B NB2045-C
50 NB2050-A NB2050-B NB2050-C
2.5 35 NB2535-A NB2535-B NB2535-C
40 NB2540-A NB2540-B NB2540-C
45 NB2545-A NB2545-B NB2545-C
50 NB2550-A NB2550-B NB2550-C
3.0 35 NB3035-A NB3035-B NB3035-C
40 NB3040-A NB3040-B NB3040-C
45 NB3045-A NB3045-B NB3045-C
50 NB3050-A NB3050-B NB3050-C
3.5 35 NB3535-A NB3535-B NB3535-C
40 NB3540-A NB3540-B NB3540-C
45 NB3545-A NB3545-B NB3545-C
50 NB3550-A NB3550-B NB3550-C
4.0 35 NB4035-A NB4035-B NB4035-C
40 NB4040-A NB4040-B NB4040-C
45 NB4045-A NB4045-B NB4045-C
50 NB4050-A NB4050-B NB4050-C
材料・材質
部材名称 鋼材の種類 規格 材質
メインビーム・サポート H形鋼 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3101
SS490
クロスビーム・プレッシャーバー・つなぎ材 角形鋼管 一般構造用角形鋼管
JIS G 3466
STKR490

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施工事例

なだれ防止柵(予防柵)
なだれ防護柵
なだれ減勢工
グライド防止柵
雪庇防止柵 / せり出し防止柵

雪庇防止柵

せり出し防止柵

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