デッキ複合スラブとは、デッキプレートの溝を利用して、一方向に配筋する鉄筋コンクリートスラブです。
積載荷重や仕上げ荷重はコンクリートスラブが負担し、デッキプレートはスラブ自重を負担する構造です。
溝筋の径により許容スパン、許容積載荷重を調整できます。

品名	標準品	エンドクローズ形状	溝部の換算 スラブ厚さ
U型デッキ UKA UKA-N			33mm
V型デッキ V50A			24mm

• *1 亜鉛めっきなしの材料を使用する場合は適切な防錆処理を行って下さい。デッキプレート裏面に一次塗装（JIS K5621（2003）3種の防錆性）を施した製品も用意しています。
• *2 耐久性の観点からめっき製品をお薦めします。特に外部に面する用途にご使用の場合は、Z27または、スーパーダイマをお薦めします。
  ただし、めっき製品であっても、、使用環境によっては発錆のおそれがあります。
• *3 施工時たわみ計算用の係数C=1.0です。ただし※印のある製品はC=1.2として下さい。

※⇒認定書のダウンロードはこちらを御覧下さい。

2時間耐火

1時間耐火

• *1 許容スパンは、鉄骨梁で支持する場合はその芯間距離とし、ＲＣ梁で支持する場合は梁の内法寸法として下さい。
• *2 鉄筋比はデッキプレート山上のコンクリート断面積に対して0.2%以上として下さい。特に増打ちをする場合にはご注意下さい。
• *3 面内せん断力を伝達する目的で、鉄骨梁とコンクリートスラブとは、頭付きスタッドで接合して下さい。
• *4 一方向性スラブは、耐火性能上は鉄筋コンクリート構造として取扱い、告示第1399号の例示仕様が適用されます。
• *5 溝筋の定着長さは梁内面から10d以上かつ150mm以上として下さい。
• *6 鉄筋径・スラブ厚等により許容範囲が異なります。