ホーム>お知らせ

お知らせ

2019/6/13
生活道路用柵専用基礎「ストラクベース」の販売について
日鉄建材株式会社(代表取締役社長:中川智章)は、生活道路用柵の販売に続き、設置において課題であった基礎について、省スペース・軽量化・工程短縮を実現し、経済性の向上が期待できる同製品専用の基礎「ストラクベース」を開発しました。(6月より販売を開始)

2016年12月に「防護柵の設置基準・同解説」(日本道路協会)が改訂され、幅員が狭い道路において歩行者を保護するための生活道路用柵についての記載が追加されました。これに伴い、当社は2017年4月から生活道路用柵を販売いたしましたが、通学・通園路等は特に幅員が狭く、また市街地のため土中の浅い部分は埋設物も多いことから、従来品では基礎幅(□400×400×700)の確保が難しく「設置したくても基礎がネックで設置できない」といったお客様の声が数多くありました。こうしたご要望にお応えするため、生活道路用柵に最適な基礎の開発に取り組んで参りました。


「ストラクベース」の特徴
【1】省スペース:従来品と比べ基礎サイズを50%ダウンし(625㎜×175㎜×480㎜)狭い幅員での設置を可能としました。
【2】軽量化:従来品(220kg)より重量を84%ダウンし(36kg)基礎の運搬に必要な重機を不要としました。
【3】工程短縮:打ち込み機による設置を可能にしたことで、掘削・埋戻・転圧といった作業を無くし、基礎設置時間を大幅に短縮しました。


更に材料費と施工費を併せたコストも約18%削減(当社試算)でき、経済性の向上も図れます。また、2019年3月に土木研究センターより性能証明を取得しており、従来のコンクリート基礎と同等のエネルギー吸収・強度性能を有しております。

「ストラクベース」の市場投入により、今後生活道路用柵の設置が促進され、歩行者の安全確保はもとより、全国の安全・安心な街づくりに貢献できるものと確信しております。






本件に関するお問合せ先 道路・土木商品部 および 最寄りの支店まで
News Release ニュースリリース(PDF:233KB)
パンフレット 生活道路用柵専用基礎「ストラクベース」(PDF:1.6MB)